User Plane Function (UPF) は、5Gコアネットワークにおいて最も重要なネットワーク機能(NF)の一つです。NR RANがPDUフロー中に相互作用する2番目のネットワーク機能です。UPFは、CUPS(コントロールプレーンとユーザープレーンの分離)を進化させたもので、具体的には、加入ポリシーにおけるQoSフロー内でパケットの検査、ルーティング、転送を担当します。また、SMFからN4インターフェースを介して送信されたSDFテンプレートを使用して、UL(アップリンク)およびDL(ダウンリンク)トラフィックルールを適用します。対応するサービスが終了すると、PDUセッション内でQoSフローを割り当てたり、終了させたりします。
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図1.5G SMFとそのインターフェース(プロトコル)
I. UPFインターフェースとプロトコル には以下が含まれます:
II. コールフロー(セッション確立とUPF初期化)PDUセッション確立中、SMFはPFCP(N4インターフェース)を介してUPFに接続します。このPFCPセッションは、PDR、QFI、URR、FARなどの情報を含むSDFテンプレートを伝送します。UPFは、初期セッション確立中にデフォルトのQoS(非GBR)フローを割り当てます。
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III. 端末(UE)コールインターフェースの使用シーケンス
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